独立行政法人情報処理推進機構(IPA)を通じて実施している人材育成プログラムについて、経済産業省からのお知らせです。

近年、国民生活に影響を与えるサイバー攻撃の増加や、政府としてサイバー対処能力強化法の成立等を受けた体制強化といった動向がありますが、経済産業省としては、これまで企業のサイバーセキュリティ対策向上に向けた取組について、各種補助金や仕組の整備等によって後押ししてきました。

それら施策ツールのひとつとして、毎年20億円超の予算を投じて行っている人材育成プログラムがあり、国内企業のサイバーセキュリティ対策・対応能力向上の中核を担う人材の育成を行っておりますので、多くの企業にご活用いただきたいと考えております。ただ、業種問わずどの企業でもというわけでもなく、もともと重要インフラや製造事業者等を中心にお声がけしており、今回は産業機械分野の企業様にフォーカスしてご案内をさせていただいております。

☆中核人材育成プログラム概要
・重要インフラや製造事業者等を対象に、ITだけでなく、制御システム(OT)も含めたセキュリティに関する実践教育を提供。
・いくつもの模擬プラント/システムを保有し、受講者は実環境に近い環境での攻撃/防御の演習が可能。
・期間は1年間(フルタイム)。毎年7月開始。
・1年間のトレーニングを終了した者には「産業サイバーセキュリティエキスパート」の称号と「情報処理安全確保支援士」試験の全部免除を特典として付与。社内において、現場の指揮から経営層へのインシデント対応/対策提言までセキュリティ業務の中核を担っていただくことを想定。
・受講要件は、日本国籍を有すること、ITパスポート試験合格程度の水準、情報システムまたは制御システムに関する1年以上の実務経験を有すること 等

中核人材育成プログラム 事業内容
第9期中核人材育成プログラム(令和7年7月開講)カリキュラムご案内資料

上記ご関心あれば、下記IPA担当者までメールにてご連絡いただければ、もう少し詳細のご説明や、必要に応じて、研修施設の見学なども実施させていただいております。
※施設見学の時期等については、必ずしもご要望に沿えない場合がございます。

IPA担当者連絡先:中山氏 a-nakaya@ipa.go.jp

また、今回は産業機械分野を対象に説明会を開催せていただきますので、ぜひご参加ください。
参加登録は以下のURLから12月18日(木)までにお願いいたします。なお、参加リンク等については、12月19日(金)午前中までにお送りします。もし、それまでに届かない場合は、上記のIPA担当者連絡先中山宛にご連絡ください。

参加登録はこちら → (産業機械分野対象) IPA中核人材育成プログラム説明会

説明会日時(計2回):12月19日(金)13:30~、12月23日(火)13:30~

参加URL:ご登録いただいた方宛てにお送りします。

以上、ご検討の程よろしくお願いいたします。