雷電流の流れる理由

確かに閉回路ができていないように思えますが、コンデンサ C の極板aと極板bを導線で短絡すると、コンデンサCに蓄積されている電荷は、導線を通って放電します。a b 間は導線で結ばれ放電電流は流れます。

コンデンサ C の内部は、電線で結ばれていませんが、内部全体が変位電流 Id  という電流の通路になっていると考え、これにより電流の閉回路ができて電流 I が流れることができると考えます。

このように、雷電流もコンデンサ放電回路と同じ考え方ができます。

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