配電盤の概要
配電盤は、規格により屋外キュービクル、閉鎖形配電盤、スイッチギヤなど種々の呼び方がありますが、構成する機材の種類に大きな違いはありません。
キュービクル式と呼ばれている一般的な配電盤は、図のような構成で成り立っています。この受変電設備は、電力会社から受電した 6600 V の高圧を、内部に設置された変圧器により 100 V 及び 200 V の低圧に降圧し、配線用遮断器又は漏電遮断器などで配電盤の下位に設置された分電盤や、制御盤などへ配電されます。また、配電盤には、受電及び配電を安全、安定に保つための監視装置、保護装置類が備えられています。